日本昔話

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Nacky
と言う訳で、始めましてというのもはばかられる程、厚かましさを如何なく発揮する30代、
ナッキーでございます。はじめまして。言うけどね。この辺が厚かましさ。
記念すべき第一回は、私ナッキーの京都での心の拠り所を御紹介。
そう、京都国立博物館です。なにが「そう」なんだか。
明治30年、文化財保護法を基に建設されたこの博物館。
収蔵品は5000点を超え、もちろん国宝も日本第2位の収蔵。
悲しいかな、1位は東京国立博物館。はるかに京都の方が歴史が深いのに!
と疑問のあなた。県別国宝所蔵では京都が日本一。散らばってるんですね~。
てなわけで、豪健な門を潜り、中央広場に座するは、かのロダン作「考える人」。
あせっちゃだめですよ。レプリカです。といってもここから一気にヒートアップ!
博物館に来てヒートアップする人、しない人の差は、ここから別れて行きますので、
デートなんかで来たら、お互いの様子を確かめつつ行動を。ドン引きされちゃいますよ。
館内は博物館特有の、辛気くささが漂います。
年期の入った階段を登れば、気分は江戸川乱歩。
間違っても「キャッツ・アイ」なんて言ってはいけません。
あくまで「和風」で行きましょう。
運が良ければ、国宝を鑑賞する事が出来ます。
この「国宝」と言う言葉。弱いんだな~。
「重要文化財」と比べても、こう、大切に仕方が違いますね。
「DJ」と「GUEST DJ」くらいの差といいますか、微々たる所なんですけどね。
鑑定する人によって違うっていうかね。
でも、「GUEST」って付いてたら、期待するでしょ?そんなもん。でも弱いんだな~。
僕はね、仏像群にも圧倒されますが、なんといっても水墨画。
アジアの、湿気にまみれた風土によく合うんですよ。
飲んだ次の日の朝に、お茶漬けを食べるって言うかね。
疲れ切った心には水墨画です。
白眉は「雪舟」作、「天橋立図」。
これはもう、名門老舗旅館の朝御飯ですよ。究極の目覚め。
そうそう、気の早い話ですが、来年4月からは、「源氏物語絵巻」や、
「鳥獣戯画」の特別展示があるので、是非行ってみて下さい。
取りあえず、御挨拶代わりに。See You.
追伸:シン。小山内=野々村真説は、もう決着がついてます。
   同一人物です。「没シュート」って言ってみ。
   今迄見た事のない悲しい顔するから。